「医師が事実に基づいて、核兵器や放射能の影響を語ることの重要性を感じました」被爆者健診ボランティア

医学生 千葉健生病院 奨学金

「医師が事実に基づいて、核兵器や放射能の影響を語ることの重要性を感じました」被爆者健診ボランティア

「医師が事実に基づいて、核兵器や放射能の影響を語ることの重要性を感じました」

千葉民医連では、広島や長崎で被爆された方を対象に「被爆者健診」を年4回おこなっています。千葉県は広島や長崎で被爆された方が戦後に引っ越された方や、原爆投下直後に広島に入った陸軍の部隊が千葉県の佐倉連隊であった事などがあり、全国でも、被爆者の多い県となっています。

  今回、千葉健生病院(まくはり診療所)で開催された被爆者健診には、医学部3年生と看護学生が参加し、診療所内を案内しながらゆっくりとお話をうかがいました。

「医師が事実に基づいて、核兵器や放射能の影響を語ることの重要性を感じました」

 医学生がご案内した方は、幼少期に爆心地の隣村で被爆。当時の記憶はありませんが、奨学生の頃に、原因不明の高熱や頭痛などで数年間寝込み、学校へも行けない状況で家族も諦めていましたが、奇跡的に回復したと、お話しされていました。

健診の後は、被爆者の方とお昼ご飯をたべながら交流会。「二度と被ばく者を出さないためにこの世から核兵器を無くしたいと思う」と、核兵器禁止条約の批准に向けた取り組みへの思いが話されました。千葉民医連では、人の命を救う医療者として、人々の健康と命を脅かす戦争や核兵器には反対していて、被爆者の方とも一緒に取組を行っています。

また、千葉民医連で永年、被爆者医療に取り組んで来た花井医師から、放射能の影響についてデータを交えたお話です。被爆から年を追うごとに、ガンだけでなく色々な病気にかかるリスクが増大していく事や、いつ発症するか分からない不安を抱えながら生活している被爆者の方の大変な状況についてもお話がありました。

参加した医学生は、

「医師が事実に基づいて、核兵器や放射能の影響を語ることの重要性を感じました」「自分が医師になるころには、今よりももっと被爆者の方は少なくなっていると思うので、今現在、出来るだけ多くのお話を聞くことが大事だと思いました」との感想が。

 

医系の大学や専門学校に通っている学生の方ならどなたでも参加いただけます。次回は9月2日に開催されボランティアさん募集中です!

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