外科研修を終えた大賀先生の、「心に残った患者さん発表会」が開催されました。
症例は女性の高齢者のAさんです。
Aさんは腹痛で来院し、イレウス疑いで入院となりました。イレウス管での治療を行いましたが、腹痛が改善しないため手術となりました。
治療では元々糖尿病治療をしており、低栄養の改善と糖尿病とのコントロールにも気を配りました。
術後は改善しましたが、ご自宅ではなく施設へと退院になりました。
大賀先生の心に残ったポイントですが
・治療の経過はシンプルでしたが、経過が長くその分接することが長い患者さんでした。
・接することが長かったため、たくさんお話を聞く機会がありました。病室に訪問すると、とても喜んでいただけました。何気ない治療でも、とても信頼をいただくことができて、大賀先生自身が励まされ自身のやりがいになりました。
と、手技経験よりもしっかり向き合えたことが心に残りました。
外科研修を通して学んだこととしては
・経過が早く、目に見えて改善する方が多く。患者さんの満足度・自分の達成感が大きいと感じた。
・指導医の先生方指導の下、指示が出せるようになってきた。
・看取り患者さんの対応を、指導医の新保先生から学ぶことができた。新保先生の患者さんへの接し方や、家族との信頼・気遣いに学ぶことが多かった。
・外来や手術で手技の経験ができた!!
が挙げられました。
大賀先生がいつもより、生き生きと働いている姿から「外科が楽しそうだね」と周囲からは言われていたそうです。
発表後に指導医の新保先生からは「積極的に良く動いてくれました。スタッフの様に動いてもらい、外科の雰囲気はつかんでもらえたと思います。この後南浜診療所に行ってしまうため、大賀ロスになりそうです。」と、ねぎらいと同時に寂しさもうかがえる言葉をいただきました。
大賀先生の研修での学びだけではなく、スタッフの中での存在感が光る発表でした。
大賀先生、外科研修お疲れ様でした。南浜診療所でも頑張ってくださいね。
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