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船橋二和病院 高校生・受験生

千葉県内高校にて医療講演会を開催

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今年3月に医師や多職種による医療講演会を開催しました。

11月頃に進路指導の先生と打ち合わせを行い、先生や生徒さんの要望に合わせ準備を進めていきました。
当日は、2校とも16名ほどの生徒さんが参加し質問や感想をたくさん出してくれました。
たくさんの生徒さんが医療分野に関心を持ってくれて、とても嬉しかったです!

今回は講演会の様子をご紹介します。

県立佐倉高校での様子

3月13日、 県立佐倉高校では医療系の進路を考えている生徒さんを対象に、医師・看護師・放射線技師・臨床検査技師・薬剤師・理学療法士の計6職種が講演しました。
進路選択の参考にということで、それぞれの仕事内容ややりがいについて各職種からお話しました。
初期研修1年目医師より、医師になってからも勉強し続けることの大切さやドラマを例に仕事内容を伝え、生徒の関心に寄り添う講演になりました。

質疑応答ではより近い距離間で対話できたらと考え、生徒さんを少人数のグループに分け、職員がローテーションしながら質問に答えていきました。終了後も個別に質問に来る生徒さんや、後日医師体験に参加してくれた生徒さんもいらっしゃいました。

参加生徒からは、「勉強へのモチベーションにつながった」「自分に合う職業選択の幅がひろがった」と感想が出されました。

県立佐倉高校での様子

市川学園高校での様子

市川学園高校では、医師・医学部をめざず高校生を対象に、医師講演を行いました。
医師への道のりは大変険しいので、「覚悟を持って医学部を目指してもらいたい」という進路指導の先生の要望を受け、講演を担当した初期研修1年目医師は自身の高校生の頃から研修医に至るまでの過程を丁寧に話しました。ネット検索だけでは分からない医学部生活などを生徒は知り、進学後の具体的なイメージが湧く講演になりました。6年間の学生生活でいろんな山場があり、それをどう乗り越えるかについて、みな真剣に聞いていました。

他にも研修で経験した症例を基に、医学部時代の講義を模してディスカッションをしました。
参加生徒からは、「医学生の勉強や生活を細かく聞くことができたのは新鮮だった」「実際の症例なども一緒に検討出来て、貴重な時間でした」と感想が出されました。

市川学園高校での様子

おわりに

高校での医療講演会では、進路指導の先生や生徒さんの要望に合わせて講演内容を決めています。今回は進路選択に向けて医療職種のやりがいや仕事について、医学部受験から研修医になるまでの過程などをお話し、具体的な進路イメージを持ってもらうことが出来ました。

その他、千葉民医連では高校生や医系学生を対象にした講演会も年に数回開催しています。
高校での医療講演会のご依頼や、千葉民医連の講演会内容についてご希望ありましたら、お問い合わせフォームの”お問い合せ”にチェックしてご連絡ください。一人でも多くの高校生が医療に関心を持ってもらえるよう取り組みます!

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