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後期研修プログラム

 家庭医・診療所シニア研修プログラム(日本家庭医療学会認定後期研修プログラム)

 (1)研修の到達目標(アウトカム)
 (2)個別目標
 (3)研修期間
 (4)研修の概略
 (5)募集人員

プログラム名 「船橋二和病院 家庭医・診療所シニア研修プログラム」
施設名 ふさのくに家庭医療センター、船橋二和病院、千葉健生病院、
いちはら協立診療所、かまがや診療所、南浜診療所、北部診療所、花園診療所
所在地 千葉県船橋市二和東5−1−1(船橋二和病院内)
プログラム責任者氏名 松岡 角英
TEL 047−448−7111
FAX 047−447−9745
メール sumihide501@yahoo.co.jp




プログラム内容

研修の到達目標(アウトカム)

①Access to care 医療へのアクセスが物理的にも、心理・社会的にも良好である
②Continuity of care 問題の経過中だけではなく病気の前後や健康時にもかかわる
③Comprehensive care 生物・心理・社会的にどのような問題にも対応する
④Coordination of care チームでケアを有機的に進める
⑤Contextual care 患者の背景を追求し、地域・家族を含め全人的に理解する

以上の5つの基本原則に基づいた医療を提供し、病棟・一般外来・救急外来・在宅医療をバランスよく実践し、いずれの医療現場においても「家庭医」として医療の総合性追求のリーダーシップをとることができる医師を養成することを目標とする。

① Access to care 
 身体的な疾患にかかわらず、心理・社会的問題を抱えた患者(社会的弱者)に対しても差別することなく対応する。また、24時間365日医療相談に応じられるシステムを構築する。さらに、コミュニケーション技能・医療面接技能を重視し、常に自己を内省して向上し、良好な患者−医師関係を築くよう努力する。

② Continuity of care 
 診療対象を「リスクを持った人の集団(population at risk)」として考え、予防医学を実践する。患者と出会う全ての機会を予防や健康教育の絶好の機会とする。また、良好な患者−医師関係の継続を追求し、診療に全人的復権としてのリハビリテーションの視点を活かしていく。

③ Comprehensive care 
 「bio-psycho-social model」に基づき、患者の生物・心理・社会的にどのような問題にも対応する。医療効率の良い「clinical reasoning(臨床的推論)」や「evidence-based medicine(EBM)」「narrative-based medicine(NBM)」を実践に活かし、症候診断を重視してcommon problemsに対する医療を展開する。

④ Coordination of care 
 地域包括ケア(community-based care)を実践するのに必要な他職種によって形成されるチームで有機的にケアをすすめる。また病院・診療所の経営にも関わり、集団をマネジメント(管理)する能力の育成を重視する。さらに、安心して住み続けられる街作りを目指して、地域診断などのリサーチ活動を行い、国や自治体によりよい医療政策の提言も行っていく。

⑤ Contextual care 
 「患者中心の医療(Patient-centered medicine)」「家族指向のケア(family-oriented care)」を実践し、患者の背景を地域・家族を含め全人的に理解する。生活者としての患者の存在や病気の社会性に目をむけ、患者を生活と労働の場でとらえ、人間が社会的存在であることもふまえた全人的な医療を心掛ける。とりわけ患者背景の追求が求められる在宅医療の実践を重視する。

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個別目標
 
1. 家庭医としての核となる臨床能力
1) 患者中心の医療(Patient-centered medicine)を行う
2) 良好な医師−患者関係を築く
3) 全人的医療を行う
4) コミュニケーション技能・医療面接技能
5) カウンセリング技能
6) 患者中心の患者教育法(個人・集団を対象とした)
7) 医療倫理学を応用して倫理問題に対処する

2. 個人の医療・ケア(individual care)
1) 医療効率の良いclinical reasoning(臨床的推論)
2) evidence-based medicine(EBM)を実践に活かす
3) narrative-based medicine(NBM)の実践
4) common problemsへの対応
5) somatization(身体化)への対応
6) 老人患者のケア
7) 緩和医療
8) 予防医学
予防接種
健康診断(学校健診・乳幼児健診・成人病健診)
禁煙カウンセリング・断酒カウンセリング
健康増進・慢患管理
3. 家族指向のケア(family-oriented care)
1) 患者を家族とともに生活する人としてとらえる
(病気が与える家族への影響、家族が個人の健康に与える影響)
2) 家族のライフサイクルに応じたケア
3) 家族問題への対処
4. 地域立脚型のケア(community-based care)
1) 地域包括医療
在宅医療
老人の包括的アセスメント
介護保険法の活用
在宅ホスピス(緩和医療)
地域資源の活用
チーム医療
2) 校医、産業医としての活動
5. 診療所運営・管理
1) 副所長として診療所の運営・管理に関わる
2) 共同組織(患者組織)との活動にも参加する
6. 研究活動
研修期間中に地域診断等のリサーチ活動を実践する
7. 認定医・専門医
研修期間中に内科学会認定医およびプライマリ・ケア学会専門医の取得をめざす
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研修期間

  初期研修終了後3年間とする

研修の概略
  ☆プログラム全体を「ふさのくに家庭医療センター」が監修し運営する☆

① 1年次(3年目) 二和病院内科病棟1年、継続外来1〜2単位、継続往診1単位
② 2年次(4年目) 二和病院小児科病棟6ヶ月、選択病棟6ヶ月(二和病院産婦人科・外科・整形外科より1〜3科×2〜6ヶ月選択)
継続外来1単位、継続小児科外来1単位、継続往診1単位
③ 3年次(5年目) 診療所12ヶ月、週1日は二和病院に戻る(All day back)
継続外来1単位(二和病院)、継続往診1単位(二和病院)

募集人員

  2名

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