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「実習生の声(総合診療・外科回診・緩和ケア)」を更新しました

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2018年、春休みの医学生実習がいよいよスタート!
今回は、2日間の実習です。1日目は総合診療(地域包括ケア病棟)見学 2日目は外科病棟回診と緩和ケアについてです


国立大学医学部3年生の学生さん。
「総合診療医、家庭医の病棟での役割を知りたい」「告知や緩和ケアに苦手意識があり、認定看護師さんのお話が聞きたい」との希望です。

地域包括ケア病棟での総合診療医の働き方や役割について、一緒に回診をした後は、他職種カンファレンス。

この日は、医師・看護師・リハスタッフ・医療相談員と一緒にカンファレンスに参加しました。

この日は、亀田ファミリークリニック館山の岡田唯男先生を招いて「家庭医療セミナー」。テーマは「研究について」
学生も一緒に参加しました。

学習会の後は、毎週月曜日に研修医と青年医師が行っている「救急カンファレンス」にも参加。
救急外来での総胆管結石の症例でした。

2日目は外科病棟からスタート

患者さんの状態など説明を受け、そのあと実際に回診を見学。

緩和ケア認定医の資格をとり、往診も行っている外科の先生と緩和ケア認定看護師さんとの懇談を行いました。
医師からは
「小児外科医としてスタートしたが、成人の外科も手術するようになり、担当する医師によって患者さんが亡くなる時の安心感や満足度が全く違うことに気が付いた」「悪い結果を患者さんに伝えることは今でも辛いが、出来る限り深刻にならないよう注意しながら正確な情報を伝えることを大切にしている」とのお話。

看護師からは
「研修医は何もできないことが多いが、患者さんから逃げないこと、患者さんと一緒にいてあげることはできる。真剣に接していれば徐々に患者さんも心を開いてくれる」とのアドバイスがありました。

実習生の感想

(1日目)
 内科病棟見学では、カルテを見ながら様々の症例を見せていただきました。実習の回数を重ねる毎に、自分でも理解できることが増えてきたことをを実感できて嬉しかったです。地域包括ケア病棟のカンファレンスでは、多職種の方が輪になり意見を交わす様子を見ることができ、多職種連携を感じる事ができました。

 家庭医療学習会は今の自分にはレベルが高く、全てを理解することは出来ませんでしたが、実際に医師として働けるようになった後に、機会があれば学びたい内容だと感じました。
救急カンファレンスでは、先生達の議論の中に、私にも理解できる内容や「これは授業で習ったな」と思える内容があり、大学で3年間勉強してきた結果を自分なりに感じられて良かったと思います。科目ごとに授業で聞いてきた知識を組み合わせて考えるのが難しくもあり、一方で楽しい・面白いとも感じました。

(2日目)
緩和ケアについては、「自分は何が出来るか」の前にある「心」が大切だと学びました。患者さんのためにという気持ち、心があればその人間性から自然と動けるようになるのだと学びました。

実習生の感想

千葉民医連では船橋二和病院を始めとする病院、診療所、その他事業所での医学生の皆さんの実習を通年受け入れています。

その中でも春休みの時期はには毎年多くの医学生さんに実習に来てもらっています!

「オペを見学してみたい」
「研修医の働き方が知りたい」
「訪問診療を見てみたい」
「医師以外の職種の働き、連携を知りたい」

などなど、医学生さん一人一人の要望に合わせ、実習の予定を調整しています。

中々医療の現場を知る機会の少ない低~中学年の方から、大学病院実習は入っているけれど地域の病院も知りたいという高学年の方まで、学年を問わず実習に来ていただけます。

この夏、地域医療の現場を体験してみたいという方や医療に触れてみたいという方は是非実習のご参加をご検討ください!
多くの医学生の皆さんのご参加をお待ちしています!

病院実習の詳細・お申込みはこちらからどうぞ!
ご不明なことがありましたらお気軽にお問い合わせください。

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