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本日の研修医「新たな診療科で、頑張ってます!」の巻

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本日の研修医「新たな診療科で研修がんばってます!」の巻

10月から、救急外来研修がスタートした長田先生。

この日は、毎週火曜日の抄読会の当番でした。

本日の研修医「新たな診療科で研修がんばってます!」の巻

テーマは「大動脈解離における合併症の画像診断」

2週間前の当直研修で、歩いて救急外来に来院された患者さんが、大動脈解離の診断。一緒に当直していた先輩医師が対応し、他院への搬送に同乗したが、とても緊張した、との事です。

 

急性期合併症と慢性期合併症についてCTの写真を見ながらの説明でした。

救急外来の指導医からは

「心筋梗塞や狭心症症状が先に出ることが多く、大動脈解離の診断を忘れてしまうことがあるので注意したほうが良い」

「心筋梗塞と診断したら、大動脈解離を疑うことを忘れないように」

「心電図では、右側の誘導のSTをチェックすること。右冠動脈の入り口で梗塞していることが多い」

「大動脈解離を疑ったら、実際にCT室に行って画像を見ると、発見から対応が早くできる」などの補足がありました。

また、意識障害についても脳梗塞と判断すると、実は大動脈解離があることがある。どんな症状の時に、大動脈解離を疑うかはなかなか難しいですが。

  などなど、参加した事務にもとても分かり易い説明でした。

日中と夜間、当直帯も続く救急外来研修。大変とは思いますが、長田先生頑張って下さい!

 

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