ふさのくに家庭医療センターでは、患者の「病い」に耳を傾け、向き合っていくための一つの方法として
「西洋医学」だけではなく「東洋医学」、特に医師が活用しやすい
「漢方」と「鍼灸」の診療ができる家庭医の育成に取り組んでいます。
西洋医学では、病名に対して治療法や薬が決まっていますが、
東洋医学では病名に対して決まった治療を行っているわけではありません。
患者の症状や状態をみて治療方法が変わります。
患者中心の医療を行うには、西洋医学はもちろん、症状や状態をみて、
漢方や鍼灸を取り入れて治療を行うことが良い場合もあります。
患者が健康になることを考えれば「西洋医学」と「東洋医学」の
併用は今後必須となっていくでしょう。
私たちは、このようなスタイルの家庭医を“二刀流”家庭医と名付け、同様なスタイル家庭医を育成すべく「東洋医学」のトレーニングに
重点を置いた特徴ある研修プログラムをおこなっています。
01
東洋医学を適宜診療に取り入れる、
「二刀流」スタイルでの家庭医療の実践を
目指します。
02
千葉県内の家庭医療研修施設「亀田ファミリークリニック館山」「千葉大学総合診療科」等と連携し、 千葉県北西部にスタンダードな家庭医療を提供して教育する拠点を作ります。
患者と医師の双方が納得のできる
医療を展開します
家庭医療学の大事な柱の一つである、患者中心の医療の方法。これは単に「患者さんに 寄り添った医療を行う」のではなく、「科学的な診断・治療に加え、病気を持った患者の 抱える諸事情を考慮し、患者と医師の双方が納得いく医療を展開する臨床技法」のことです。
しかし、いわゆる不定愁訴のように、患者の症状が解決策を提示するに困難なものであるケースでは、しばしば壁にあたってしまうことがあります。私たちは、このようなケースでも西洋医学に加え、東洋医学を活用することで解決策に幅が広がると考え、その実践を目指しています。
concentrate
集中
千葉県出身もしくは千葉県にゆかりのある方で、
千葉県に一定期間腰を据えての研修を
希望される方。
challeng
挑戦
(千葉県出身に関わらず)漢方・鍼灸に関心があり、
東洋医学を適宜診療に取り入れる
「二刀流」スタイルでの
家庭医療の実践を目指している方。
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