医師と患者さん、他職種の職員さんとの信頼関係の築き方を学びたい(後編)私立大学医学部3年

船橋二和病院 初期研修 医学生

医師と患者さん、他職種の職員さんとの信頼関係の築き方を学びたい(後編)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SDHの視点や社会問題の知識が生かされる場面を実感しました。

医学部3年生の2日間にわたる病院見学・実習、後編です。

 

SDHの視点や社会問題の知識が生かされる場面を実感しました。

翌日は、産婦人科外来の見学と「家族支援会議」への参加に参加しました。「家族支援会議」とは、産科や小児科の診療時や窓口で気が付いた「子育てや受診が困難と思われるご家庭」について、産婦人科医師・小児科医師・医療相談員・看護師・助産師・事務などが、今後の関わり方や、必要な支援、医療・福祉制度などを考える会議です。

実習生の感想(2日目)

産婦人科の外来を見学させていただいて、先生が患者さんのお話を遮ることなくじっくりお話を聞かれていたり、診察時には患者さんの羞恥心への配慮をし、不安を取り除いていたりと、とても勉強になりました。患者さんの生活や背景をみている先生だからこそできる声かけや言葉だなと思いました。

 家族支援会議は、とても大変な困難を抱えたお子さん、ご家族が多く、医療者が常に「このお子さんは心配だな」というアンテナを貼っておくことがとても重要だと感じました。このような時にこそ、SDHの視点や社会情勢を学んでいることが活かされるのだなとおもいました。

 

 

実習生の声一覧へ戻る