「低学年のうちにいろいろな現場を体験したい」(前編)国立大学医学部2年

船橋二和病院 初期研修 医学生

「低学年のうちにいろいろな現場を体験したい」(前編)

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言葉だけではなく身体の状態や表情からも患者からのシグナルを受け取ろうとする姿勢が必要

国立大学医学部2年生。

「1年生の時の実習で見ることのできなかった部分(救急外来など)を中心に、いろいろな現場をみて雰囲気をつかみたい」「地域医療におけるカンファレンスがどのようなものかを知りたい」との要望です。

今回は船橋二和病院で2日間の実習を行いました。


 

(初日)

午前中は研修医2年目医師の内科予約外来と、救急外来の見学でした。

内科予約外来では大学で学習した内容が実際に出てきたため、1年生の実習時よりも興味をもって学ぶことができたとの感想でした。

救急外来は、見学のタイミングで心筋梗塞の患者さんが救急車で運ばれてきたこともあり、慌ただしい現場の中ICUにも同行させていただきました。


午後は往診へ。6件のお宅を訪問しました。丁寧にお話しをきく必要のあるケースが多く、話をきくことの必要性・重要性を感じたとの感想でた。

 

往診から戻った後には、研修医が集まり行う救急カンファレンスに参加。症例検討と尿管結石について学習をしました。

(実習生の感想)

内科外来では、ささやかな症状でも大事に至ったこともあるというお話しから、いろいろな可能性を考えなくてはならないことや、患者さんが答えやすい問診をする重要さを感じました。救急外来では現場のリアルな雰囲気を感じることができ良かったです。

往診では、生活環境が非常に重要であること、また言葉だけではなく身体の状態や表情からも患者からのシグナルを受け取ろうとする姿勢が必要であると学びました。

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