教科書どおりに行かない現場の実際国立大学医学部4年

船橋二和病院 初期研修 医学生

教科書どおりに行かない現場の実際

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教科書どおりでは無いことも多く、大学での座学と臨床との違いを実感

国立大学医学部4年生
「二次救急病院の救急外来の実態を知りたい」「研修医の仕事を知り、将来に向けて研修を考えたい」との希望です。

 

教科書どおりでは無いことも多く、大学での座学と臨床との違いを実感

午前中は理学療法士とリハビリ見学。リハスタッフの仕事を知ると同時に、補装具についても説明を受けました。

救急外来では、初期研修2年目医師の救急対応を見学しました。膝関節痛や一過性意識障害の高齢者、発熱の小児など幅広い患者さんの対応を見学。それぞれのバックアップの上級医とのコンサルト風景や関係性などについても見学することができました。

医師と検査結果などを確認中

 

午後は、初期研修医1年目医師と病棟業務見学しました。

(実習生の感想)

大学の授業も進み、理解できることが増えた一方で、勉強した知識がなかなか出て来ないことも痛感しました。二次救急ということもあり、膝の痛みで起き上がれない方や意識障害、子どもまで幅が広い層の患者さんが来院され、様々な対応が必要と感じました。

 症状から鑑別することの難しさや教科書通りには行かない検査値なども、臨床現場と座学との差を強く感じることができました。

 

 午後の病棟では、現在受け持っている一般内科の患者さんを紹介していただきました。肺炎や心不全など、良く聞く疾患ではありますが、重ねて腎臓や肝臓にも障害があるなど内科の中でも幅広く管理していて驚きました。ご指導ありがとうございました。


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