「県民の日医師体験」へのご参加ありがとうございました

　先日6月15日に千葉県民の日医師体験を実施しました。今年度は土曜日ということもあり他県から参加した学生もいました。低学年の参加もあり嬉しかったです。ただ定員の都合でお断りしてしまった学生さん、ごめんなさい。今後も希望者のみなさんが参加できるよう努めていくので、またぜひ応募してくださいね。

　今回は船橋二和病院と千葉健生病院の二会場で行いました。私どもは”医師”体験としつつも多職種連携の大切さにも重点を置いて企画しています。そのため二会場とも薬剤科や放射線科、検査科、栄養科などを回り私たち民医連の大切にしている医療を感じてもらいました。病院の中を回るのは、新鮮だったのではないでしょうか。

　そのあとの医師懇談では聴診器体験をしてみたり学生の疑問に医師が答えたりとあっという間の時間でしたね。千葉健生病院では副院長の山井先生が一週間のスケジュールや最近の事例のお話などを、船橋二和病院では研修医の福田先生が受験期や医学部時代の過ごし方、いまの働き方のお話などをしてくださいました。毎回先生が異なるのも魅力で、ぜひ複数回参加して各先生方のいろんなお話を聞いてもらいたいですね。どのお話も聞きどころ満載です！！

「医師以外にも、～色々な専門職の方が連携して働いているのだなと思いました」
「多職種の方が支えあって、患者さんの生活からサポートする医療だなと思いました」
→ありがとうございます。私たちは、患者さんの病気だけでなく生活にも目を向けながら日々連携してかかわっています。職員同士のコミュニケーションやリスペクトが大切です！

「お金のない患者さんも病院にかかれるよう努める、とてもよい病院だと思った」
「金銭的理由で病院に受診できない人をゼロにするという考え方で成り立っている病院もあるのだなあと感じた」
→ありがとうございます。医療を受ける権利は誰にでもありますので、常日頃大切にしながら働いています。

「想像していた”病院”とは違ったが、患者を第一に地域医療や終末期医療に向き合っているのだろうと感じ、自分も考えるきっかけになった」
→ありがとうございます。きっとドラマのようなイメージもあるとは思いますが、ぜひこれからもいろんな医療の現場を見聞きして、たくさん考えてみてほしいです。経験は自分の財産です！

　ほんとに多くのご感想をありがとうございました。とても励みになります。
　ここで多職種見学の様子をパシャリ。放射線科ではCT画像を見たり、バリウムの検査台に乗ってもらったりしました。バリウム検査で使う発泡剤もドキドキしながら飲んでましたね。ちょっとした患者さん体験も大事にしています。

　改めて、ご参加やお申込みいただいた学生さんありがとうございました。今後も参加したくなるような企画を考えていきますので、迷っている方も気軽に応募してみてください。ぜひ「どんな医師になりたいか」を考える参考にしてもらえたらと思います。模擬面接や現在の医学部生との懇談企画なども随時開催していますので、そちらもご参加お待ちしています。
　夏休みの医師体験は病院だけでなく診療所でも開催予定です。ブログや公式SNS、通信「医学生のたまご」でも情報発信していきますので、続報をお待ちください。