ロシナンテス、川原尚行医師講演会を楽しみにしている一人、また主催者でもあります千葉民医連の職員です。
その著作「行くぞ!ロシナンテス」を拝読致しました。読み進めていくうちに「医療とは何ですか?」という医師、医療者の原点を見る思いがしました……。
ロシナンテス、川原尚行医師講演会を楽しみにしている一人、また主催者でもあります千葉民医連の職員です。
その著作「行くぞ!ロシナンテス」を拝読致しました。読み進めていくうちに「医療とは何ですか?」という医師、医療者の原点を見る思いがしました……。
「何科の医師ですか?」
日本、若しくは医学部で、こんなに至極当たり前の「問い」は、このアフリカの大地や川原Drには違和感と言うより、当然「愚問」になってしまう。その著書の中では「水問題を解決すること」も「医」であると。また、「教育もまた『医』であると捉え」ていると。さらに、「健康農業」さえも「医」で あると。
川原先生曰く「私は、医者になってからというもの、医療というと、病院や診療所で行われていることだと、何の疑いも無く過ごしてきました。しかし、縁あって、タンザニアとスーダンというアフリカの二か国に身を置かせていただき、そこに住む人々の 生き方を見ていくうちに、様々な観念、疑念がわき起こり、果たしてそれだけが医療なのか?と思うようにな」った、と。
川原先生の言葉から、私自身が勝手に「医療」を線引きしている、つまり「命」に対して線引きしている事に気付かされました。
「治してあげる」……、アフリカで患者さんや地域住民と共に歩む川原先生には、医療者に良くある「奢り」の様なそれは、全く感じらませんでした。
「命」と向き合う医療、川原先生の講演会が楽しみです。
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http://www.min-iren-c.jp/news/20170414.html
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