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医療を語る会~外科Dr、独白!~

医療を語る会~外科Dr、独白!~

「医療を語る会」とは、ある先生が主人公で、自らの現在の思いや今医師として感じていることなどを、思いの丈を「語る会」です。今回は1年ぶり?の久しぶりに開催でした。若い先生方を中心に15名の医師が集まりました。本日は外科の新保先生からお話がありました…。

医療を語る会~外科Dr、独白!~

突然ですが、回診と言うと、皆さんどう言うイメージでしょうか?高校生の皆さんは、ドラマでは「教授回診」などは大名行列の様に、教授を先頭に多くの医師が後に継ぐ様なシーンが…。

 

『毎日続く大量の下痢で、完全に疲弊している患者さん。回診の際、苦笑いを浮かべながら「よくなりますかねぇ。」と言う患者さんに対して、「早く良くなってください。これはお願いではなくて、業務命令です!」と新保先生。患者さんの顔が緩んで笑顔に変わり、全体の雰囲気も一気に明るくなった』

 

上記は新保先生と、ある患者さんとのやり取りを、外科研修中の研修医が聞き取った報告です。

新保先生曰く、『外科(病棟)の患者さんはとても嫌な事が多いと思う。オペなど痛いことが多い。そんな時に患者さんに少しでも笑って貰える様に努めています。逆に患者さんが笑ってくれるとこちらもホッとする。だから「回診」の時などはアンテナを立てている。何の雑誌を読んでいるのか、何のTVを見ているのか…etc。』

 

『特に癌の告知の時は「助かりません…」では…。絶対に患者さんが凍り付く様にはしたくない。何とかして、心を柔らかく、これから前向きになってくれるような言葉を選ぶ。言葉って大切だと思う。出された言葉は引っ込められない。例えば「抗がん剤は意味がない」という言葉も私は患者さんの前では無論、職員同士の会話でも控えたい。決して否定するような言葉は使わない様にしています…』

 

新保先生の外科医としての拘りが、垣間見えた「語る会」でした。特に高校生、医学生の皆さんはどう感じたでしょうか…?

 

さて、次回どんな先生が、どんなお話をしてくれるでしょうか?またこちらに掲載したいと思います。次回の「医療を語る会」をお楽しみに!


 


 

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