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地域の方と交流会を開催!

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地域のみなさんと交流しよう

 年末に、千葉健生病院健康友の会のみなさんと一緒に「医療と地域のつながりを知る会」と題して交流会を開催しました。健康友の会とは職員、患者、地域住民などで構成される民医連の共同組織のことをいいます。
 今回は千葉民医連医学部奨学生3名、医学生1名、看護学生2名、高校生1名が参加しました。友の会と職員合わせて総勢18名! 友の会のサークル活動の一つである「そば打ちサークル」のみなさんにそば打ちを教えてもらいながら交流しました。自分で打ったそばを食べたり、レクリエーションで交流したりと大盛り上がり!
 この日は医師国家試験を来月に控える学生が参加していたので、みんなでエールを送りました。

地域のみなさんと交流しよう

楽しそうでしょ?

~ナレーション風~
 中学校の調理実習以来のエプロン着用に、自然と笑っちゃう学生たち。
 今回は二八そば。粉の産地にもこだわっています。はじめは白かった粉がだんだんとそばの色になり、一つの塊になってくる。実はこの工程が一番大事。均等に水を混ぜないと上手にまとまりません。水一滴で微調整をするくらい繊細な作業に、学生たちも真剣な表情で取り組みます。
 延ばして折りたたんだら、いざ包丁の出番。そばの細さはバラバラ。でもみんな楽しそう。
 そばが茹で上がり、みんなで食事。初対面の人とも、一緒に同じものを作り上げたからか、自然と会話が弾みます。実はそば以外にも食事を作ってくれており、なんとデザート付き。楽しい食事会となりました。
楽しそうでしょ?

そば打ちだけでは終わらない

もちろん食事だけでは終わりません。「医療と地域のつながりを知る会」なので、こういったサークル活動をどうして医療機関が行っているのかを、友の会の方から話してもらいました。
 私たち民医連は共同組織に支えられて医療活動ができています。病院にきた患者さんの疾病だけを診るのではなく、その患者さんたちの生活背景や暮らす地域のことも踏まえ、治療方針を決めています。健康なまちづくりが、患者さんの健康につながると考えています。
 そんな健康なまちづくりのために、サークル活動をしたり、地域訪問をして困りごとを聞いたり、孤立をなくすために友の会は日々活動しています。「医学生がそば打ち?」と思うかもしれませんが、実際のサークル活動に参加して体感し、共同組織の取り組みを知ることで医師像を深めてもらえたと思います。学生同士で感想交流もしました。
そば打ちだけでは終わらない

おわりに

今回は千葉民医連奨学生の学習会の一環として開催しました。奨学生とは医学や医療に関する学習だけでなく、地域との交流や学生同士の仲間づくりの企画も行なっています。
 千葉民医連の奨学金は、医学部1~6年生までいつでも受け付けていますので、ご興味ありましたらお問い合わせください。奨学金は不要だけど、企画に興味がある場合にもぜひお待ちしています。

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