春休み医師体験 参加者の声を紹介!
当日の様子
今回の春休み医師体験では、申し込み32名、参加27名で無事に終了しました。数名の高校生にはお断りになってしまい、申し訳ありません。
体験施設は、船橋二和病院と千葉健生病院、市川市民診療所、北部診療所、稲毛診療所の5つでした。病院では多職種見学と医師との懇談、診療所では多職種見学や外来診察の見学、訪問診療同行を行いました。
★新しい取り組みもありました
千葉健生病院の多職種見学では、リハビリ中の患者さんと理学療法士を間近で見学し、患者さんから「お医者さんになるの、がんばってね」とあたたかい言葉をかけてもらいました。
診療所では訪問診療のみの回を設け、地域の患者さんの生活背景をみる貴重な機会になりました。
参加者の声
〇医師の診察見学や懇談を通して
「患者さんの背景(家族構成や本人の希望など)についてよく考えて診察をされていてすばらしいなと思いました」(都立浅草・1年)
「地域枠受験や医師のワークライフバランスについて、インターネットには載っていないことを知れてとてもよかったです」(県立船橋・1年)
「自分が一番だと思わずに、周りのサポートがあるからこそできる医療だということを常に忘れないでいたい」(江戸川学園取手・2年)
「患者を一人の人として誠実に向き合うことでその人にとっての最善を模索することができ、特にコミュニケーションが必要であると感じました」(江戸川学園取手・1年)
〇多職種見学を通して
「一つの職業では分からないこともたくさんあって、それぞれの役割を共有しながら働いているんだと知りました」(県立柏・1年)
「昔よりも便利になったからこそ、様々な人たちでのチェックも大切だということを感じました。そこでの信頼の中で、コミュニケーションが欠かせないということも改めて実感できました」(芝浦工大柏・3年)
「(リハ見学について)患者に優しかった。脳梗塞の症状や患者の声を詳しく聞けてよかった」(東邦・1年)
「勉強に力を入れていくだけでなく、よりよい信頼関係を築いていくためのスキルも磨いていけるよう努力したいと思いました」(県立佐倉・1年)
〇体験施設や民医連の医療活動について
「民医連が医療を受けるのが難しい貧困層の人たちにも向けて活動していると知りました」(開智・2年)
「地域の人々のための医療や、人々が平等に医療を受けるための活動は今後も必要だなと思いました」(渋谷教育学園渋谷・1年)
「千葉健生病院は、地域と密接に関わっており、患者さんとも親しげに会話をしている様子が印象的でした」(開智・1年)
感想を読んで
今回もたくさんの感想をありがとうございました!
医師も多職種もみんな、普段からコミュニケーションを大切にして、職員や患者さんと信頼関係を作っています。コミュニケーションと聞くと、「明るくて話し上手な人」を思い浮かべがちですが、それだけではありません。患者さんの声に丁寧に耳を傾けることも立派なコミュニケーションです。無理して明るくおしゃべりな人になろうとせず、まずは自分の長所を生かしたコミュニケーションを考えてみてください。
また、私たち民医連は「無差別・平等の医療と福祉の実現」を理念にしています。一人でも多く、住み慣れた地域で健康に暮らしていけるよう、地域医療やまちづくりをすすめています。興味がある方は、ぜひ一度体験しに来てみてください!
病院体験した方は、次は診療所にもぜひお越しください。
ご案内
〇模擬面接
医学部受験生には通年で行なっています。面接練習だけでなく志望理由や医師像を一緒に考えたり、相談にも乗れたりしますので学年問わず気軽にお申込みください。いろいろお話しましょう!
また近年MMIを採用する医学部も増えています。過去問を使いながら、模擬面接に取り入れることもできます!
放課後や土曜日も対応できますので、ご相談ください。
〇奨学金制度あります
今年の医師体験に参加された方には当日にパンフレットを配布しています。
ただ貸し付けるだけではなく、全国の医学生や医師との企画やフィールドワーク、勉強会などできることが特徴です!進学後の仲間づくりや医学部生活、実習などもサポートします。説明会も開催予定ですが、個別にもご対応できますので少しでも興味ありましたらお問合せください。
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