初期研修1年目医師は、毎年恒例で世界保健デーに行われる地域での「青空健康チェック」に参加、共同組織(健康友の会)の役員さんや保健委員さんと一緒に健康相談を担当しています。
ところが今年は荒天のため残念ながら中止になりました。そこで急遽、感染対策チーム会議に参加し、病棟のICT(Infection Control Team)ラウンドを一緒に行いました。
初期研修1年目医師は、毎年恒例で世界保健デーに行われる地域での「青空健康チェック」に参加、共同組織(健康友の会)の役員さんや保健委員さんと一緒に健康相談を担当しています。
ところが今年は荒天のため残念ながら中止になりました。そこで急遽、感染対策チーム会議に参加し、病棟のICT(Infection Control Team)ラウンドを一緒に行いました。
まずは、薬剤耐性菌検出状況や、市内の感染症発生動向、抗菌薬使用状況などの報告を受けました。その後は、感染対策委員の看護師、臨床検査技師、薬剤師と実際に病棟をラウンド
それぞれチームに分かれて、病棟の環境や手指衛生の状況などを確認。「ミキシング台の上が整理されて清潔に保たれているか」「感染性廃棄物と一般廃棄物の分別」などなどをチェック
勤務室内は、「勤務室内の冷蔵庫・冷凍庫に職員の私物が入っていない」「冷蔵庫内に検査の検体が入っていない」ことなどを確認
他には、病室の点検、アプリを使用して先輩研修医の手指衛生を確認、手洗い環境のチェックなど全部で30項目の点検を行いました。
参加した初期研修医からは
「感染対策には、医療者本人の手洗いなどの努力だけでは無く、職員の働く環境や患者さんの療養環境が清潔に保たれていることが分かった。」「実際に病棟配属された後も、感染対策の意識を強く持とうと思う。」「最初は余裕が無いと思うけれど、抗菌薬の使用に関しても薬剤耐性菌にも配慮して、適正に使用出来るようになりたいと思った。」などの感想が出されました。
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