医学生実習「診察室では無く、在宅生活の場で患者さんの実態を知りたい、疾病以外にも健康を阻害する要因を考えたい」国立大学医学部3年

千葉健生病院

医学生実習「診察室では無く、在宅生活の場で患者さんの実態を知りたい、疾病以外にも健康を阻害する要因を考えたい」

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訪問看護実習・見学、禁煙外来の見学を行いました

国立大学医学部 3年生

「臨床の授業も始まり、診察室では無く、生活の場で患者さんの実態を知りたい、疾病以外にも健康を阻害する要因を考えたい」と看護師さんについて訪問看護実習・見学、禁煙外来の見学を行いました。

訪問看護実習・見学、禁煙外来の見学を行いました

午前中は、訪問看護ステーションで、患者さんやご家族の状況の説明を受け、2件のお宅を訪問。その中でも難病で30年にわたり闘病されている患者さんのお宅が印象に残ったとの感想です。

午後は、初診の禁煙外来。看護師問診から実際の禁煙外来の様子を見学しました。

実習生の声

「長年におよぶ闘病の経過で、家族関係が強固にできあがっており利用者と家族のペースを乱さない様にケアをすることを心がけている」という看護師さんの言葉が心に残りました。医療者が正しいと思う事を押しつけるのではなく、患者さんの生きて闘病してきた背景や意志を尊重することも医療者の大事な役割だと感じました。

実習生の声

禁煙外来も、喫煙のリスクについて一方的に伝えて禁煙を求めるのでは無く、患者さんの理解できる表現にすることや、喫煙を一方的に否定しないことなど、自分からすすんで禁煙する意志をもってもらうことなど、とても大変な事だと思います。

「なぜ、禁煙できないのか」、健康を害する事は止めれば良いのにと単純に考えていたが、職場や周りの環境、生活保護を受けていて、喫煙以外に楽しみをなかなか見つけられないなど、環境に左右される部分も大きいと思いました。

千葉民医連 船橋二和病院では1年生~6年生まで、日祝日と年末年始を除き、いつでも病院見学・実習が可能です。
また、病院での急性期治療だけでは無く、外来・予防・リハ・往診・在宅・診療所など、幅広いフィールドで見学できます。

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