高齢者の生活の場を学ぶ病院実習「福祉分野のことを知っていると知らないでは大きく違うと思います」

船橋二和病院 千葉健生病院 医学生 高学年

高齢者の生活の場を学ぶ病院実習「福祉分野のことを知っていると知らないでは大きく違うと思います」

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今回は医学部5年生の千葉健生病院での実習です。

女性の力になれる医師を目指しながらも、ゆくゆくはターミナルケアにも関わりたいという学生です。

この日は、高齢者の生活の場を知ろうということで

まずは午前中に「介護老人保健施設 まくはりの郷」と、「デイサービスセンター からたち」を見学。施設内を案内いただきながら、それぞれの役割を学びました。

学生は「福祉施設やその役割については、国家試験やCBTにも出るので大学の授業でも学びましたが、さらっとしか触れられませんでした。デイケアとデイサービスの違いや生活支援ハウスのことなど含め、福祉面の知らなかったことを知ることができて、勉強になりました」「この先患者さんがどう進んでいくのかが何となくでも頭にある方が安心できるし、福祉分野を知っていると知らないでは対応が大きく違うと思います」と振り返りました。

午後は岡田医師の往診に同行。病状だけではなく、「病院に行きにくい」というだけで医療を受けることができないケースなど、様々な問題や背景を抱えるご家庭があることを学びました。大学病院の患者さんとも違い、以前同行した地域の往診ともまた違う患者さんと触れ、それぞれに地域性があることを感じました。

ターミナルの患者さんのお宅にも訪問し、岡田医師からは「最期を迎える時は、本人にとってもその家族にとっても大切な時間。ターミナルケアに関わっていきたいという医師像は大切にしてください」と学生へエールが送られました。

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