大学で3年間勉強してきた結果を自分なりに感じられました。(総合診療、外科回診、緩和ケア実習)国立大学医学部3年

船橋二和病院 初期研修 医学生

大学で3年間勉強してきた結果を自分なりに感じられました。(総合診療、外科回診、緩和ケア実習)

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研修も視野に入れての実習です

国立大学医学部3年生の学生さん。
「総合診療医、家庭医の病棟での役割を知りたい」「告知や緩和ケアに苦手意識があり、認定看護師さんのお話が聞きたい」との希望です。

研修も視野に入れての実習です

地域包括ケア病棟での総合診療医の働き方や役割について、一緒に回診をした後は、他職種カンファレンス。

この日は、医師・看護師・リハスタッフ・医療相談員と一緒にカンファレンスに参加しました。

この日は、亀田ファミリークリニック館山の岡田唯男先生を招いて「家庭医療セミナー」。研修医の救急外来症例カンファレンスにも一緒に参加しました。(症例は、総胆管結石の症例でした)

2日目は外科病棟からスタート

患者さんの状態など説明を受け、そのあと実際に回診を見学。

緩和ケア認定医の資格をとり、往診も行っている外科の先生と緩和ケア認定看護師さんとの懇談を行いました。
医師からは
「小児外科医としてスタートしたが、成人の外科も手術するようになり、担当する医師によって患者さんが亡くなる時の安心感や満足度が全く違うことに気が付いた」「悪い結果を患者さんに伝えることは今でも辛いが、出来る限り深刻にならないよう注意しながら正確な情報を伝えることを大切にしている」とのお話。

看護師からは
「研修医は何もできないことが多いが、患者さんから逃げないこと、患者さんと一緒にいてあげることはできる。真剣に接していれば徐々に患者さんも心を開いてくれる」とのアドバイスがありました。

(実習生の感想です)

1日目)
 内科病棟見学では、カルテを見ながら様々の症例を見せていただきました。実習の回数を重ねる毎に、自分でも理解できることが増えてきたことをを実感できて嬉しかったです。地域包括ケア病棟のカンファレンスでは、多職種の方が輪になり意見を交わす様子を見ることができ、多職種連携を感じる事ができました。

 家庭医療学習会は今の自分にはレベルが高く、全てを理解することは出来ませんでしたが、実際に医師として働けるようになった後に、機会があれば学びたい内容だと感じました。
救急カンファレンスでは、先生達の議論の中に、私にも理解できる内容や「これは授業で習ったな」と思える内容があり、大学で3年間勉強してきた結果を自分なりに感じられて良かったと思います。科目ごとに授業で聞いてきた知識を組み合わせて考えるのが難しくもあり、一方で楽しい・面白いとも感じました。

(2日目)
緩和ケアについては、「自分は何が出来るか」の前にある「心」が大切だと学びました。患者さんのためにという気持ち、心があればその人間性から自然と動けるようになるのだと学びました。

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