「総合診療医の仕事と役割について」(後編)国立大学医学部3年

千葉健生病院 初期研修 医学生

「総合診療医の仕事と役割について」(後編)

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疾病以外の患者さんの困難に対応することも大事な医師の仕事と知りました

国立大学 医学部3年生。「総合診療医の仕事と役割を知りたい」との要望です。

 今回は、千葉健生病院で2日間の実習です。(後編)

 

疾病以外の患者さんの困難に対応することも大事な医師の仕事と知りました

2日目は内科指導医と一緒に病棟を回診。胃瘻チューブ交換の場面にも立ち会いました。

また、初期研修医の腹部エコー研修も見学しました。指導医からは、現在、初期研修医が受け持っている患者さんについて説明を受け、「急性期の治療や血糖コントロールが上手くいっても、帰る場所が無い患者さん」について、社会的な困難を抱えた患者さんも多く、治療以外に必要なことは医学部では教えてくれないこと、現場ではそのような問題を多職種の職員と一緒に問題を整理して、方針を決めることも大事な医師の仕事であるという説明がありました。

 

(実習生の感想)

疾病以外の患者さんの困難に対応することも大事な医師の仕事と知りました。昨日の総合外来では、外国の患者さんも来院されており、岡田先生の「診察は問診で8割決まってしまう。外国の方の問診がスムーズにできる様に外国語を学ぶ事も、医師の技術の一つ」という言葉が心に残りました。自分も大学での日々の勉強を大切にしようと思いました。

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