ふさのくに家庭医療センターエクスターンシップが開催されました。
ふさのくに家庭医療センター エクスターンシップ2017が開催されました。
ふさのくに家庭医療センター(以下ふさのくに)は船橋市にある南浜診療所(市役所のすぐそば)を中心に、家庭医医療を展開し、またレジデントの育成を行っています。昨年から医学生さんを対象にエクスターンシップを行っており、本年も開催されました。
ちなみに「ふさのくに」のネーミングは、千葉の別称である房総の両文字とも「ふさ」と読むことからつけられました。
まずは、松岡所長によるふさのくにの紹介です
松岡所長がなぜ家庭医を知って、センターを立ち上げるまでの経緯を説明しました。実は家庭医療学会での「家庭医医療後期研修プログラム」の認定第一号なんです!
また、ふさのくにの特徴の西洋医学と東洋医学の「二刀流」についても、東洋医学を活用することで診療現場で出来る事が増えることも実践例から紹介されました。
次に東洋医学の体験として、咽頭炎を対象にした「漢方」「鍼灸」を行いました。
まずは漢方の試飲です、漢方=苦いイメージもありますが甘く飲みやすい処方もあります。
戸村先生の右手の平にあるのがお灸です。
お灸も今は、こうした形です。こちらも、咽頭炎に有効なツボのひとつです。
人体のツボについてもレクチャーをし、実際自分のツボも押してみました。
普段中々経験しない体験でしたが、参加した学生さんからは「東洋医学に関心はあったが、実践を経験できた」「漢方の処方でも飲みやすいものがあることを知り驚き」「聞いたことがある薬もあったが、もっと勉強しないと」と言った感想が聞かれました。
南浜診療所では医学生実習を学年問わず受け入れています。家庭医に興味がある方も、東洋医学に興味がある方も、是非実習に来てみませんか?
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