4ヶ月の内科での導入期研修を終えての「心に残った患者さん」症例発表です。
今回は新先生の報告を紹介します。
発表された症例は新先生が初めて看取りを経験した患者さんでした。
当院の外来通院を機に入院となった患者さんは、CTから肺癌が疑われADLも入院前の自立状態から歩行困難な状態まで低下してしまいました。
入院から病状の変化が早く、約10日後には告知の必要性が生じ、対応として緩和ケアの方向性が決まりました。
この症例では患者さんに認知症など本人とのコミュニケーションが難しく、病状の変化が早いことからご家族の方に対するインフォームドコンセントが必要でした。