4カ月の内科導入期を終えて、“心に残った患者さん„症例発表です。
5人の研修医2番目の発表は大城先生です!
大城先生は、転倒後の腰部痛のため入院された方の症例を取り上げました。
4カ月の内科導入期を終えて、“心に残った患者さん„症例発表です。
5人の研修医2番目の発表は大城先生です!
大城先生は、転倒後の腰部痛のため入院された方の症例を取り上げました。
腰椎の圧迫骨折の患者さんで、注射・リハビリを行い、2週間程度で退院できると推測されていましたが、その後イレウスを発症し、誤嚥性肺炎も合併となりました。
腸閉塞診断後にドレナージ施行や静脈からの高カロリー輸液など行い、一時的に改善傾向となりましたが、食事を再開するたびに腸閉塞を再発してしまいました。
今後の治療方針としては、様々な状況から手術をしないで、高カロリー輸液及び絶食にて様子を見ていく方針となり、再度本人、家族の意向もふまえ家族との対面での話し合いが行われることになりました。
最初の家族への病状説明の際、「ADLの低下により入院前の状態には戻れない」ことを伝えるうえで、患者さんの家族に病状説明の難しさを感じました。そこから病状説明はしっかりと段取りを組んで話す必要があり、患者家族の気持ちを考慮しながら進めることが大切であることを学びました。
また、骨折の加療のために入院されたとしても別の疾患が見つかったことで入院期間が延長する症例もあることから、患者さんの思いなどをくみとっていかなければならないことも学びました。
「今後は自分が行っている診療について、一度俯瞰して見ることが大切」と言って今回の振り返りを締めくくりました。
指導医の白井先生からは、「大城先生の担当患者さんは困難なケースが多くて辛い思いもされたと思います。めげずに取り組む姿勢は評価していて、これを続けることで成長すると思っていますので、医師としての中身の質をあげていってください」と激励を頂けました。
大城先生4カ月お疲れ様でした!!
次はリハビリ科です。頑張ってください。
小倉先生へと続きます…。
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