医学生ブログBlog

千葉健生病院 初期研修 後期研修 医学生 人気ブログ:3位

本日の研修医 猛暑の中、会員さん宅に荷物をお届け! ~「おやくにたてれば市」に参加~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

患者さんの生活を知り、奥行きのある医療実践のできる医師を目指そう。

史上最速の梅雨明けから早5日。
猛暑の続く7/1に「おやくにたてれば市」が実施され、研修医が応援参加しました。

 

この市は、千葉健生病院友の会が寄付をいただいた日用品や食品を会員さんや地域の皆さんにお配りする機会として2020年12月にスタート、奇数月の第一金曜日開催で、今回が10回目の実施となります。

コロナ禍でも会員や患者の皆さんが家を出て、直接顔を合わせて近況を話し合える場づくりとしても親しまれ、会員さんから近所の方への声かけなどもあり、少しずつ活動の輪が広がっています。

 

配布するお米や調味料、野菜や日用品などを会場に運び込み、始まる前に友の会の役員さんと一緒に配布しやすいように仕分けをしました。

患者さんの生活を知り、奥行きのある医療実践のできる医師を目指そう。

猛暑のため、屋外ではなく友の会の集会室を利用し10時にスタート。約20人の方が来場しました。
会員さん同士、久しぶりに会って話が弾む方、入院・手術を控えている方、娘さんの付き添いで来られた高齢の方など様々でしたが、皆さん互いに声をかけあって無事に過ごせていることを喜び合っていました。

お米やペットボトルなど重い物や紙おむつなどのかさばるものを持って帰るのが難しい方は友の会担当者が付き添って車で自宅までお送りしています。
今回は研修医も一緒に2件のお宅に伺いました。

同行し様子を見ると、急な階段や段差があるお宅や、お風呂や冷房機器がないお宅など、それぞれ生活環境が違うことがわかりました。また、話を伺うことで家族や地域、サービスなど社会とのつながりや日常の一部も知ることができました。

訪問後、友の会担当の古澤さんに話を伺うと「コロナ禍でもつながりを絶やさないよう配慮して活動継続しているけれど、体力の衰えから転倒・骨折する方が多くなっている」とのことでした。参加した研修医はコロナが生活に及ぼしている影響と、健康には人のつながりが大切であることをあらためて感じていました。

こうした行事への参加を通して、診察室や病室で診察していても患者さんの後ろに広がる生活背景まで想像できる医師に育ってもらえれば…と考えています。

ブログ一覧へ戻る

おすすめブログ