すこし前になりますが
千葉民医連 「ふさのくに家庭医療センター」の後期研修3年間が終了した篠塚医師の「研修まとめ報告会」が開催されました。
3年間の後期研修を振り返って、まずは「船橋二和病院」
初期研修は、別な医療機関で研修していたため、戸惑うことも多かったようですが、
「毎日、顔を会わせての打ち合わせなど、他職種との距離の近さ」
「多職種カンファなどで、リハビリの有効性を実感した」
「初期研修医の指導は、患者さん対応などにとても役に立っている」
「外来からICUなどを経て、退院後の患者さんをみる機会となった」
「小児科では、外来から障害児リハまで幅広く経験出来た」
などの報告がありました。
また、忙しくなかなか病棟に顔を出せない業務の中で「退院後のことを急性期治療のうちから想像出来るように」「他職種のカルテ記録を読んで、患者さんの状態など想像すること」などを心がけた、との報告でした。
初期研修医1年目の先生達も真剣なまなざしで聞き入っていました。
亀田ファミリークリニック館山では
「外来・在宅・透析と、細かくカンファレンスを行いながらの実習で、エビデンスの使い方を学習できた。またポートフォリオの作成を学ぶことができた。」
南浜診療所でも、「外来や在宅、透析の勉強ができ、禁煙外来も開始しました。研修中にロチェスター大学へ留学したこと、カナダでの国際学会で発表したことも経験出来たことの一つです。
との報告がありました。
今後は、副所長として勤務するとともに、漢方の研修も行いたいとの抱負が述べられました。
指導医の松岡先生からは
「今や、南浜診療所に欠かせない医師です。今後はその笑顔を忘れずに患者さんと接して下さい」と激励の言葉が。
同時に、後期研修を開始する、阪先生・岩下先生からも研修を開始するにあたっての抱負が発表され、各指導医からも、それぞれ「腎、透析コース」「診療所・家庭医療コース」の特徴と獲得目標の報告がありました。