千葉民医連では年4回、原子爆弾による被爆者健診を行っています。
7月に開催された健診に研修医の戸村先生が参加をしました。
千葉県は広島や長崎で被爆された方が戦後に引っ越されたり、原爆投下直後に広島に入った陸軍の部隊が千葉県の佐倉連隊であった事などがあり、健診を受けに来られる方がいらっしゃいます。また、今回は被爆二世の方の健診も行われました。
千葉民医連では年4回、原子爆弾による被爆者健診を行っています。
7月に開催された健診に研修医の戸村先生が参加をしました。
千葉県は広島や長崎で被爆された方が戦後に引っ越されたり、原爆投下直後に広島に入った陸軍の部隊が千葉県の佐倉連隊であった事などがあり、健診を受けに来られる方がいらっしゃいます。また、今回は被爆二世の方の健診も行われました。
参加された戸村先生の感想です。
初めて被爆者健診に参加させていただきました。
まず看護師さんからこの健診がどういう経緯で始まったのか、誰のためのものなのかなど被爆者健診の歴史(*1)を聞きました。
健診自体はお話を聞き、診察をして、一般的なものと変わりはないと思います。
ただ、診察をしながら被曝したときのことを話してくださる方が多く、そこが他の健診とは異なるし、とても貴重な経験でした。
どういう状況で、家族は、友達は、、、という話を明るく話す方もいれば淡々と話す方もいたりと様々でしたが、その裏にはどれだけの思いが隠れているのか想像もできません。
被爆者健診を受ける方は当たり前ですが年々減っています。それでもこの健診は必要で、継続して行っていかなければならないと感じました。
貴重なお話まで聞くことができよかったです。ありがとうございました。
戸村先生お疲れ様でした
被爆者健診は医学生さんによるボランティアも募集しています。次回は10月1日(日)です。
詳しくはこちらをご覧下さい
*1 1957年に原爆医療法が制定され、約20万人の被爆者に被爆者健康手帳が交付されました。それと同時に被爆者に対する「被爆者健診」が始まりました。千葉では原水爆禁止千葉県協議会より健康診断の要請を受けた千葉民医連の病院が、原爆医療指定機関の取得をし、被爆者医療の学習や研修を重ねて1970年に9月から被爆者健診がスタートしました。
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