患者さんの問題解決にはチーム医療で!!
今日は研修医2年目の上田先生のお話です。
千葉健生病院での研修の際に、経済的な困難を抱え、水道水のみで生活し救急外来に搬送された患者さんを受け持ちました。
医療的な問題もさることながら、社会的な課題をどうするのか、上田先生始めスタッフも悩みました。
そして社会的な課題を解決するためのアクションシートを上田先生とMSWで作成しました。アクションシートは、患者さんに何が起きているのか(what)・何故起きているのか(why)・どうしたら良いのか(how)をまとめ患者さんの問題解決を探る方法です。特に大事なのは「何故起きているのか(why)」の部分です。課題(what)から解決方法(how)を考える際に理由(why)を考える事で、患者さんの抱える問題を深め、解決方法が変わってくるからです。