受付開始から、たくさんの高校生・受験生にお申し込みいただいた「夏休み高校生1日医師体験」。2019年も7月26日の小児科コースを皮切りにスタートしました。
受付開始から、たくさんの高校生・受験生にお申し込みいただいた「夏休み高校生1日医師体験」。2019年も7月26日の小児科コースを皮切りにスタートしました。
まずは他職種体験。放射線技師、臨床工学技士、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士などなど、それぞれの職場を回りながら役割と医師との連携などを実体験します。
放射線技師さんからは
「放射線技師は画像については一定の知識があり、初期研修医の先生などにアドバイスすることもあります。」「医師が求める画像を正確に撮影することも放射線技師の役割です。」との説明がありました。
検査室では、臨床検査技師さんのお話。「検査結果を出して、伝えるだけでは無く、院内感染を防ぐ取り組みも検査技師の重要な役割」「患者さんの病気の原因となっている菌やウイルスを特定し、抗生物質の適正使用などについて医師と相談することもあります。」
病理検査室の見学では、ちょうど病理科の医師が腎臓の検査で患者さんから採取した組織を顕微鏡で確認しているところでした。高校生達も実際に顕微鏡をのぞきながら病理医の仕事について説明を受けました。
その後は、内科医との懇談。
懇談前には、参加者どうし腹部エコーの検査を行い、実際に腎臓や肝臓の見え方を体験。懇談では「医師のやりがいや大変な事は?」などたくさんの質問が出されました。
医師からは「患者さんは高齢者も多く、治療についての同意や意向を確認したいが意識が無い様なケースもある。家族もなかなか判断が付かず、どこまで治療を行う事が患者さんの幸せなのか悩むことも多い」とのお話がありました。
「
「小児や高齢者など弱者に厳しい世の中であることを知り、経済的困難や退院後までケアを重視する病院がもっと増えると良いと思った。入院中だけで無く、退院後の生活にまでかかわっていく医師に魅力を感じた。」
「全員が自分の専門で仕事をしていると思っていたが、みな協力してひとりの患者さんを治療している事が分かりました。」
「医師の独断で決めているイメージがあったが、医師以外の職種の重要性を感じた。これからの時代は総合的な医師が求められると思う。」
8月中の「高校生1日医師体験」はまだまだ申し込みをお受け出来ます!
・1日医師体験(お問い合わせ、お申し込みはこちら)
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