初期研修医の大賀先生は千葉健生病院での内科ローテートを終え、恒例の心に残った患者さん発表会が開催されました。
会場には医師はじめ、病棟看護師・コメディカル・事務スタッフも駆けつけました。
初期研修医の大賀先生は千葉健生病院での内科ローテートを終え、恒例の心に残った患者さん発表会が開催されました。
会場には医師はじめ、病棟看護師・コメディカル・事務スタッフも駆けつけました。
発表では、自身が苦労された症例を取り上げました。
高齢男性、体動困難・全身痛で入院。入院後に嚥下機能低下と認知症の進行が速く、嚥下機能低下により誤嚥性肺炎を繰り返してしまった症例です。
全身痛の病態が不明な中、進行が進んでしまいました。そのため、入院時は元気であっても、ADLも低下し、ご自宅ではなく療養型の病院に転院となってしまいました。大賀先生はもっと何かできたのではないかと、悩む日々でした。
家族から「本人がつらくなさそうでよかった」との言葉を戴たこと、自分がいる間に転院となったことに安堵したそうです。
発表後には、ベテランの医師から見ても悩みが深い症例であり、大賀先生だけでなく誰であっても悩む症例であったこと。看護師からは大賀先生が患者さんの元に足しげく通い、どうしたらよいか考える様子も報告されました。
3か月の研修を経ての感想です。
最初は慣れない中で、患者さんの方針を決めることに悩む大賀先生でした。
しかし、経験を重ねる中で、「自分で情報を集め、考えて方針を立てられるようになっている。情報を集め診断する、検査を行うタイミングも的確である」と、指導医の先生方から評価を得ていました。
最後にいつもよりも多い参加者からの温かい拍手で、発表は終了しました。
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