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本日の初期研修医「内科導入期研修4か月間のまとめカンファレンス」の巻

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患者さん、スタッフの思いに応えられる医師になってほしい。

船橋二和病院初期研修プログラム、4名の初期研修医が同時に内科病棟で研修をスタートして早くも4カ月が経ちました。9月初旬からはそれぞれが別々な科に分かれて研修を行うこともあり、毎週行っている「研修医カンファ」では「4カ月のまとめ」を行いました。

患者さん、スタッフの思いに応えられる医師になってほしい。

研修医たちは、まずは現在気になっていることを共有します。

「感染対策による面会制限で、患者さんの気分や意欲が下がっている気がする」「現在、終末期の患者さんを受け持っているがコロナの問題や、家族が遠いこともあり自宅に退院できず、今は何ができるか悩んでいる」「家族と本人の思いが違ったり、思いが同じでも介護力や経済力の問題など在宅で看取れない患者さんが多かった」など、コロナ禍で制限が多い中、患者本人だけでなく、家族に寄り添うことも難しくなっているとの意見が多く出されました。

この様な状況に対して

「家族の力を借りて闘病している患者はとても多いが、コロナの影響で自由に面会もできない現状が患者のエネルギーを奪っているケースも多いと思う。」「そんな中で医療者も何ができるのか悩むことが多くなっているが、一番つらいのは患者本人と家族であることを忘れないで欲しい」という指導医からのアドバイスです。

また研修医たちは、4か月間を振り返り口々に

「退院後、在宅での患者さんを自宅まで訪問するなど、病院から出て患者さんの最期の希望を叶えることは、学生時代は簡単にできると考えていたが、実際はとてもエネルギーのいることだと感じた。」「簡単に寄り添うと言うが、沢山の人の努力で成り立っていることが分かった」「今行っている様な患者さんに寄り添う医療を希望して二和病院で研修をスタートしたが、慣れてくると医療者にとっては日常になってしまう。患者さんは日常とは全く違う状態にいることを忘れないようにしたい」
など、感想と抱負が述べられました。

最後に、内科研修のまとめとして、初期研修プログラム責任者の宮原医師から

「患者さんを何とかしたい、という思いが前に出る研修医も多いが、同時に看護師や多職種も、同じ思いを感じて働いており、スタッフの思いにも応えられる医師がチーム医療の中で信頼を得られる医師になれると思う。」「思いに反して現実は困難が多いが、経験を積むことで、前向きに次善策を考えマネージメントできる様になるから大丈夫。」「大変な4カ月だったと思うが、患者が生きている限り、希望に寄り添うこと。どんなふうに生きてきたのか、その人、一人ひとりの生き方に共感して患者に寄り添うことは、医師一人ではとても難しいことなので、多職種と協力してチームで取り組む事を忘れないでほしい」

とお話があり、4カ月続いた内科導入期の「研修医カンファ」は幕となりました。

研修医になって、何もわからない状態からスタートし、患者さん一人ひとりに責任を持たなければならない4か月間はつらいこともある日々だったとは、思いますが初心を忘れずに次の科でも頑張ってください!

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