船橋二和病院で研修中の医師に聞きました。
今回は、大賀真緒医師(筑波大卒 2019年度入職 初期研修医)です。
船橋二和病院で研修中の医師に聞きました。
今回は、大賀真緒医師(筑波大卒 2019年度入職 初期研修医)です。
高校1年生の時、二和病院での「高校生1日医師体験」に参加したことがきっかけです。二和病院で医師の働き方にふれ「患者さんに寄り添うような姿勢を見せて診療されている医師が多い」ことが印象的で「私も医師を目指したい」と思ったことが理由です。
将来について考えた時に色々なところの医療を見てみたいと思い、海外に実習に行く機会を持ちました。ブラジル・ロシア・ベラルーシ・ベトナムにそれぞれ2週間ずつ行く事ができ、それぞに日本より優れているところもありましたが、日本の方が医療のレベルが高い印象です。それぞれの国で体験した感染症・リハビリ・救急医療など、今の選択肢の幅につながっていると思います。
色々な世界を見られることが学生時代ならではと思うので、色々な経験を持つことを心がけていました。
初期研修では、「プライマリケアの能力や救急外来での対応能力を総合的に身につけたい」と希望していたので、すぐに専門的に分かれている病院より、「内科」「外科」など全体として診られる研修先が良いと思っていました。船橋二和病院は、かなり地域に根ざした、地元の方に愛されている病院なので、医学生時代に実習・見学に来た際にも地域の患者さんにも暖かく迎えてもらった事も理由の一つです。また、二和病院は医局が一つしか無く、医局の雰囲気もとても暖かくて、色々な先生から声をかけていただいたり、とても働き易そうな病院だと思ったことが理由です。
1年目は、最初に必ず内科を4ヶ月間ローテーションします。その際は、指導医と上級医、初期研修医のチームで研修をスタートし、患者さんを自分が実際に主治医として診られるということと、研修医が決めた治療方針を中心に、指導医や多職種と話し合いながら治療を進めていくことができるので、自分で決めるという主治医としての能力が身に付くことが特徴です。
また、研修医は当然、知識も少ないので、看護師さんや医療相談員さんやセラピストの方に聞く事も多いのですが、凄く色々相談しやすいことも特徴の一つだとおもいます。そのため他の職種から学ぶ事も凄く多いです。考える力が身に付くことと、上級医や多職種に頼ってよいという雰囲気を感じながら研修を行っています。
学生時代は、医師の仕事は凄く大変で、家に帰れない、余暇の時間などとれないというイメージを持っていました。実際には、大変な時期や少し遅くまで残っている日もありますが、自分のやりたい事や勉強の時間も取りながら自分ペースで研修ができる、ということは医学生の時にイメージしていた医師や研修医の姿と違う点ですね。
私もワークライフバランスを重視するタイプの学生だったので、お休みの日には遊びに行ったり出来ています。二和病院では主治医制では無く、担当医制なので、「お休みの日に病院の近くにいなければならない」「何時間以内で来られる場所にいる」というような縛りが無いので、気晴らしに旅行に行ったりもします。夏期休暇もしっかり、自分のタイミング取ることができるので、長期休暇で海外に行ったりできます。研修前は1年目で長期休暇が取れると思わなかったのですが、昨年の夏はハワイに行ってきました。お休みは取りやすい病院だと思います。
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