医学生ブログBlog

船橋二和病院 初期研修 医学生

1年目研修医による“心に残った患者さん„症例発表会を開催

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

4カ月の内科導入期を終えて、“心に残った患者さん„症例発表です。

研修医ラストの発表は糸氏先生です!

糸氏先生は、COPDの急性増悪のために入院された方の症例を取り上げました。

入院後の経過としては、安定期の治療を行い呼吸困難の増悪なく経過をたどっておりましたが、低栄養・筋力低下の問題が起こり治療を行いました。

一定の改善がみられ、退院調整にむけての検討が行われましたが、肺炎の再燃があり、退院調整は難航しました。患者さんは、「自宅へ帰りたい」との要望が強かったものの、肺炎によるCOPDの急性増悪と寛解を繰り返していることや、独居ということもあり施設への退院を検討することにしました。しかし、受け入れ施設が決まらず、本人の自宅に帰りたいという思いをくみとり、自宅への退院に向けて何度も多職種とカンファレスを重ねました。

その結果、多職種・家族の協力もあり、無事に自宅へと退院となりました。

 

糸氏先生からは、「バイタルや本人の自覚症状だけで、判断しないこと。多職種の視点が重要であることを学びました」との振り返りがありました。また、反省点として、「在宅調整するのが遅かった。酸素飽和度の低下で肺炎を疑うのが遅かった。患者さんが自宅に帰るにあたり、何をどう調整してどう動けばいいのか理解していなかった」などがあげられました。

 

最後に今後に生かしたいこととして、全身に病態を意識して診察・判断する。各疾患について臨床的にも経験的にも深く学ぶといった強い思いが聞けました。

 

中間指導医の廣瀬先生からは、「糸氏先生はフットワーク軽いのと検索力があり、物事を考察して、指導医に報告し方針を立てられるので、指導医としては安心できる研修医でした」「後半は方針も考え退院調整まで行ってくれたので助かりました」と激励をもらえました。

 

指導医の宮原先生からは、「患者さんの病状説明もしっかりと準備をして、目標を立てて行っていました」「タイプの違う研修医2人でのチームでしたが、お互いにいいところを吸収しあえ、チームで行ういい面がありました」などが述べられました。

糸氏先生次は産婦人科です。頑張ってください。

1年目研修医のみなさま!!4カ月内科導入期、本当にお疲れ様でした。

ブログ一覧へ戻る