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船橋二和病院 初期研修 医学生 内科

総合診療科の魅力を廣瀬医師に聞きました!

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船橋二和病院は、総合診療医として学ぶべきことが凝集された病院です

船橋二和病院では、冬季休暇・春季休暇等を利用した医学生の病院見学を募集しています。見学内容につきましては、出来る限り医学生のご希望に応えたいと思いますので、お気軽に、ご要望をお伝えください。

全ての診療科や、初期研修を経験できるコースがありますが、特徴的な内容としましては、当院は「総合診療科」に力をいれており、「総合診療」を実感できる実習が可能です。

病院の総合診療医として働く廣瀬医師に「総合診療の魅力」「二和病院の総合診療科」の特徴についてお聞きしました。

総合診療医・家庭医の大きな魅力の一つは学ぶべき視点の「幅広さ」にあると考えます。幅広さというと小児から高齢者といった幅広い患者層、個々の患者さんに対して「ゆりかごから墓場まで」診療する、臓器横断的な診療、生物学的のみならず心理社会的要因も考える、などのイメージを持たれるかもしれません。もちろんそれらは重要ですが、総合診療医・家庭医はさらに「地域」「患者、医療者の教育」「医療者のヘルスメンテナンス、チームビルディング」などの患者さん個人の診療よりさらに広い視点についても学ぶ必要があります。いずれも患者さんの予後に関わる重要事項であり、新家庭医療専門医の学習領域をまとめたルーブリックにも記載されており、他の専門医にはない特徴と考えます。

総合診療医・家庭医と臓器専門医が対立構造として扱われることがありますが、個人的にはむしろお互い補完しあって連携することが重要と考えます。他の専門医と連携をとることが多いと感じており、適切なコミュニケーションで連携をとり、患者さんの診療を行うことも醍醐味の一つと考えます。

船橋二和病院はまさに総合診療医として学ぶべきことが凝集された病院です。既に病院全体に総合診療マインドが根付いており、急性期病棟から地域包括病棟、回復期リハビリテーション病棟を備えています。研修医の教育、病棟内及び患者や介護従事者との多職種カンファレンスなど総合診療医が学ぶ機会が多く、各科との連携も垣根低く行なっています。家庭医といえば診療所勤務のイメージがあるかもしれませんが、病棟業務を行ううえで家庭医療の視点は非常に重要であり、「病院家庭医」として働く上で当院は魅力的と感じます。

ぜひ、見学・実習のお申込みをお待ちしております。


見学の詳細は、船橋二和病院ホームページをご覧ください。

実習申し込みは、お問い合わせフォームからお願いします。

お気軽にお問い合わせください。

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