船橋二和病院では、各科研修終了時にその科で「心に残った患者さん」の症例発表を行います。
今回は外科研修を終えた小倉先生の発表を報告します。
高齢のがん疾患を患っている患者さんを取り上げました。
前医で病気については説明を受けてはいたものの、ご本人の理解も得られておらず、初めての告知を経験しました。
ご本人へ告知する際には、指導医のアドバイスもあり事前に説明を何度もイメージトレーニングをして臨みました。
告知後患者さんが不安を強く持ちましたが、小倉先生はベッドサイドでお話を聞き続けました。患者さんへの向き合い方がこれでいいのか、葛藤する報告でした。この経験をこれからに活かしてほしいです。