千葉民医連新歓企画として、5月14日(土)「発達障害」ってなんだろう~医療者の立場として一緒に考えませんか~を開催しました‼
千葉民医連新歓企画として、5月14日(土)「発達障害」ってなんだろう~医療者の立場として一緒に考えませんか~を開催しました‼
船橋二和病院小児科、大前綾医師より「発達障害」をテーマに自閉症スペクトラム症・注意欠如多動性障害についての特性など、細かく分かりやすいイラストを使用しながら説明してくれました。学生のニーズにあった大人の発達障害についてもお話してもらい、発達障害の診断の難しいこと、どのように支援していくことが大切なのか、大前医師の療育・診察の仕方なども交えて話してくれました。
最後に、学生の皆さんに先生からメッセージをくれました!
あなたの近くの困った人は困っているかもしれない
どうして?と思うような言動をされたとき…
もしかしたら発達特性が背景にあるのかもしれない=悪意はないのかもしれない
あなたの「普通」と相手の「普通」がまったく同じではないかもしれない
本人すら気づかず疲れているのかもしれない
あなた自身が怒り、傷つき、相手を拒絶する前にちょっと想像してみることで、その人の生きやすさにつながるかもしれない
もし、親しい人が二次的な問題を生じてきているようなら、相談機関や医療機関を勧めてあげてください。
「子供の場合は保護者との関わりが強いので、保護者への理解や支援を考えることの重要性を実感しました。医師になったら、発達障害や精神疾患への偏見を減らす活動や発達障害の支援、保護者への支援の普及などに協力していきたいと思いました」
「発達障害について知れたことも自身にとっての糧になると思います」
「診断と支援はセットで行うというお話がありましたが、このことはどの診療科に進んでも大切なことだと思うので、忘れないようにしたいです」
千葉民医連では、今後も多くの学生さんに参加し学んでもらえるようなイベントを医学生ブログでもお知らせしていきます!
この度ご参加・ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
新歓講演企画、6月は「気候危機」をテーマに行います。お楽しみに!
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