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船橋二和病院 初期研修 医学生

本日の研修医「初期研修医 カンファレンス」

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同期や他の指導医の意見を聞くことができ、他の研修医の症例も知ることができる有意義なカンファレンス

内科病棟で初期研修を開始して約1ヵ月。1年目研修医の受け持ち患者も増え、忙しそうに病棟や医局を飛び回る様子が見られるようになりました。朝と夕方に、各チーム初期研修医と指導医の打合せ、振り返りを行いながら患者さんの状態や治療方針などを相談しています。

同期や他の指導医の意見を聞くことができ、他の研修医の症例も知ることができる有意義なカンファレンス

また、現在ローテーションしている内科以外の併存疾病を持つ患者さんも多く、各専門医に確認したいことがたくさんあります。診療科別に医局が分かれていない船橋二和病院では、指導医以外でも、先輩医師にコンサルトやアドバイスを受けやすく、上級医もそれぞれの専門から、気軽に丁寧に相談にのってくれます。

日常の研修はチーム毎に動いていますが、最低週に1回は1年目初期研修医が全員集まってカンファレンスを行います。それぞれの持ち患者さんの経過や治療方針など、判断に困る事や不安を共有しつつ、経過の中での疑問を出し合うことで学びにもなっています。

今回取り上げられたのは、既往症げ原因と考えられる消化管障害がある患者さんで、発熱を主訴に受診された方です。

血液検査で肝機能異常が見られたため、当初は胆管炎などを疑いましたが、CT検査では異常がありませんでした。
 その後の検査結果で真菌血症であることが分かり、感染が考えられるカテーテル抜去を行い、抗生剤投与を行ったところ発熱は落ち着いてきています。

指導医からは「伝えるべき問題が多いので。まとめることが難しい症例だったと思う」「プレゼンの時点でカテーテルが入っていることを説明した方が良い」とのアドバイスです。

次の症例は、体重減少やふらつきがあり、全身倦怠感で歩行困難となり救急搬送されたケース。検査結果からは、手術が必要との判断になりましたが、入院からの絶食で、ADLが急激に低下し、そもそも手術に耐えられるのか、外科医や消化器内科医にコンサルトをお願いしている患者さんです。

 初期研修はスタートしたばかりで、患者さんについての悩みが出されるカンファレンスですが、同期や他の指導医の意見を聞くことができ、他の研修医の症例も知ることができる有意義なカンファレンスになっていると感じました。

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