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船橋二和病院 千葉健生病院 高校生・受験生

県民の日医師体験 医療現場のリアルを体感!「医師とは、病気だけでなくその人の将来も考える職業!」「ますます医師を目指したいと感じました!」 ~医学部を目指す高校生・受験生対象の千葉県民の日・医師体験~

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6/15千葉県民の日に、船橋二和病院で医師体験を開催しました。

コロナ禍で2019年夏休み以後、実に3年ぶり(!?)のオフライン開催のため、参加された皆さんよりも医師や職員が緊張気味な、ちょっぴり面白い雰囲気でした。

 

白衣とゴーグルを着用、記録用のボードを手に普段は見ることのない病院のバックヤードへいざ出発!今回は二手に分かれそれぞれの現場見学をしました。

検査科コースは病理検査室に行き、臨床検査技師から話を伺いました。採取された検体を目視や顕微鏡で観察、手で触れながら、疾患や人体構造について説明を受けました。また、組織検査や解剖で病気の原因や状態を診断する病理医の役割について学びました。

一方、放射線科・透析室コースは実際のレントゲンやCTの機材の説明のほか、実際の画像をもとにした疾患の発見について放射線技師からレクチャーを受けました。透析室は感染の関係で室外からの見学でしたが、実際の人工透析の現場の雰囲気を感じ取ってもらえたと思います。

参加者からは「病院を裏側から見ることができ、あらためて医学に興味を持った」「一見しただけでは全くわからない画像を詳しく説明してもらえてとても面白かった」などの感想がありました。

 

見学後は研修医を交えて模擬カンファレンスを行いました。

医師がケース概要を説明、その後に各自が感じた疑問や意見を出し合いながら患者さんとその生活背景について理解を深める作業をしました。

「患者さん一人ひとりと深くかかわって多方向からサポートする方針を知ってすごいと思った」「治療しても周囲の環境から影響を受け再発や悪化すると聞き、医療だけでなく社会的な支援も必要だと感じた」など、医療の現場では医師を中心にたくさんの職種がそれぞれの専門性を活かしながらチームで患者さんを見守り支えていることを学びました。

医師との懇談を通して「今までは漠然としていたが、あるべき姿や心構えを知り、理想の医師像が見えた思いがした」「病気の背景である精神面や社会面にも目を向けることが重要だと知り、患者さんの将来のことも考えられる医師になりたいと思った」といったうれしい感想をいただきました。

 

現在、夏休みを利用した医師体験のお申込み受付中です!こちら

これからも千葉民医連では医師を目指す学生さんを応援していきます。

たくさんの皆さんのご参加お待ちしています!

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