船橋二和病院では、各診療科研修のローテション終了時に、それぞれの研修医が「心にのこった患者さん発表会(通称ここのこ)」を行っています。
症例や疾病にフォーカスするのではなく、各研修医が「どのように患者さんに寄り添ったのか」を重視し、研修全体を振り返りながらの報告です。
船橋二和病院では、各診療科研修のローテション終了時に、それぞれの研修医が「心にのこった患者さん発表会(通称ここのこ)」を行っています。
症例や疾病にフォーカスするのではなく、各研修医が「どのように患者さんに寄り添ったのか」を重視し、研修全体を振り返りながらの報告です。
今回は2年目研修医の産婦人科研修報告になります。
妊娠高血圧症候群の事例を挙げて症例報告があった後、研修全体を通じて
「患者さんの背景までカバーすることが重要である科である思います。また、産婦人科の先生が言っていた『生まれてくる児は全く違う個体である』が自分の中で印象深い言葉でした。」との感想です。
また「母ら生まれてくるが、その後は違う個体である児を今後育てていくことの大変さを感じました。その家庭だけで抱えることのできない問題を持つ家庭には、社会的な支援や取り組み、地域からの支えがあるべきであり、いかにその家庭にとって有用なものを選択させてあげられるように介入できるかも大事なことと実感しました」との報告がありました。
報告会に参加したスタッフや病棟師長からは、「研修態度や優しく丁寧にスタッフや患者さんに接する様子や、患者さん、妊婦さんに一所懸命寄り添う姿勢など、研修を通じて先生の思いが伝わってきました」との声があがりました。
また、指導医の鎌田医師からは、「患者さんの背景までカバーするとの発言があったが、まさにその通りで、その初心を忘れずに、立派な医師を目指してください」とのメッセージがあり、閉会となりました。
船橋二和病院では病院実習も受け入れています。記事を読んで二和病院の研修に関心を持たれた方は、こちらからお申し込み下さい。
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