5月20日に千葉民医連主催の新歓講演イベント「女性を取り巻く疾患」を開催しました。
船橋二和病院産婦人科の鎌田美保医師から、女性特有の疾患(月経困難症・月経前症候群・月経前気分不快障害など)や現在の課題についてお話いただき、医学生4名・高校生2名・薬学生1名・職員5名がディスカッションと交流を行いました。
5月20日に千葉民医連主催の新歓講演イベント「女性を取り巻く疾患」を開催しました。
船橋二和病院産婦人科の鎌田美保医師から、女性特有の疾患(月経困難症・月経前症候群・月経前気分不快障害など)や現在の課題についてお話いただき、医学生4名・高校生2名・薬学生1名・職員5名がディスカッションと交流を行いました。
「産婦人科はどの年代でも起こる悩みやトラブルの相談相手。現状は受診へのハードルが高く来院していただく際に決心が必要なので、かかりやすくするための工夫や、その人がかかってよかったと思えるような診療が必要」と鎌田医師。
「悩みやトラブルの話をきいていくと、背景にいろいろな社会的問題を抱えていたりすることがある。そうしたこと(社会問題)にも目を向けながら日々の診療にはげみたい」と医師としての思いも語ってくださいました。
参加者からは「女性特有の疾患や困っていることなどを広く学ぶことができました」「PMSで悩み自分を責めてしまう背景には、周囲の環境の理解が足りなかったりすることもあると思うので、このような問題を周囲の人(特に男性)に理解してもらえるような社会になれば良いと感じました」「将来医師になったときには、病気のせいであってあなた自身は何も悪くないということを伝えたり、症状を和らげる治療法をしっかりと提示して患者さんの不安を少しでも取り除けるようにしていきたいと思いました」などの感想があがりました。
講演会終了後は、参加した高校生と医学生が懇談をする場面も。医学生が高校生に受験や医学部生活のことについてアドバイスをするなど、大いに盛り上がりました。
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