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本日の研修医「リハビリテーションの効果を実感」~初期研修医の心に残った症例報告会~

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リハビリテーションの効果を実感

脳梗塞を発症し、他院にて急性期治療を行いリハビリテーション目的に当院へ転入院となった患者さんです。

 

入院時にはほぼ全介助レベルでADLは低く、左上下肢は完全麻痺が残りました。自力での歩行は不可能。左半側空間無視があり、左側に立っても声をかけない限り気が付かない状況でした。

リハビリテーションの効果を実感

研修医自身「当初の一カ月目では、リハビリの効果はあまり実感できず、患者さんが立ち上がる様子は想像できませんでした。しかし二カ月目には、手すりを使い見守りがあれば起立できるようになったことが一番の驚きです」と話していました。また、「歩けるようにはならないだろう」と思っていましたが、装具や杖をしようすれば見守りで歩けるまで回復しました。

また、今回の研修で得たことの一つとして

「内科急性期の研修では、退院の状況までしか患者さんに関わることが出来ませんでしたが、今回の研修で、患者さんが回復するまで関わることができたこと。」

患者さんやご家族への病状説明も指導医同席で何度も経験することができ、「病状の説明、現状のADLとこれからの見通し、退院までの課題、ご家族が心配な点とそれに対する解決法などを説明する必要があり、今まで経験した診療科の中で一番、難しいと」感じました。

実感している研修の成果は

「リハビリテーション科を2カ月研修できたので、リハビリの効果を強く経験できた研修になりました。」

「退院まで含めての患者のマネジメント力が向上したと感じています。家屋評価に同行したり、介護保険など各種制度の導入を進めたり、カンファレンスで多職種スタッフと議論したりなどすることで力がついたと思います。」
「透析を行っている患者さんなども多く受け持つことができ、内科的な合併症も多い方ばかりで、内科的な勉強にもなりました。」
など挙げ、成果の大きい研修だったとの感想です。

また、研修全体を通じて「多数のスタッフが協力して力を合わせて、入院中の患者のADL向上を支えていることを実感しました。」との報告がありました。

報告会に参加したリハビリテーション科スタッフや病棟師長からは、研修医に向け
「長期に及ぶリハビリ入院のなかで2カ月間という係わり方で、難しい症例だったとおもいますが、先生がしっかり内科的な管理を行った結果、早い回復につながったのだと思います。」
「急性期から回復期の研修へ、ということで戸惑う部分も多かったと思います。教科書通りにいかない患者さんが多い中、先生が頻回にベッドサイドに足を運び、患者さんの話をしっかり聞く姿勢が素晴らしかったと思います。」
「回復期は多職種と協力しながら退院に向けて医療を行うとともに、退院後の生活にも目を向けて連携することが大切ですが、先生はよくできていたと思います。」
との言葉がありました。

指導医の関口先生からは
「患者さんとお話しする時もとても落ち着いていて、研修医では無く指導医と思う患者さんも多く、スタッフからも信頼されていたと思います。2年目で最後の内科系の研修ということで、研修を通じて、しっかりした力がついていると思います。リハビリテーションの重要性を実感してもらえたことも良かったと思います。」

 

今後の期待として
「急性期の内科医師がリハビリの重要性を認識してもらえないと、リハビリはなかなかうまくいかないこともあり、今後内科を専門としる進路を選んでも、ただ病気を治すだけでなく、どの様に回復するか、リハビリが必要なのではないかという視点を持って頑張ってください」と温かいエールが送られました。

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