全日本民医連の臨床研修交流会に参加しました。
10月末に、大阪で開催され 全国の事業所での医師養成の取り組みを交流し、初期研修や後期研修を考える交流会です。また、医学生時代やオリエンテーションの際の仲間と久しぶりに親交を深める機会にもなっています。
千葉民医連からは、初期研修医5名と指導医、先輩医師2名が参加しました。
全日本民医連の臨床研修交流会に参加しました。
10月末に、大阪で開催され 全国の事業所での医師養成の取り組みを交流し、初期研修や後期研修を考える交流会です。また、医学生時代やオリエンテーションの際の仲間と久しぶりに親交を深める機会にもなっています。
千葉民医連からは、初期研修医5名と指導医、先輩医師2名が参加しました。
まずは、川崎協同病院の和田浄史先生から「私たちがめざす医療者像を考える」をテーマに講演がありました。
近年の医学教育システムやキャリアパスについて、「自分の医師としての成長を表すのは、資格とプログラムの束であり、資格マニアの様に資格取得が目標となってしまい、一体誰のために資格を取るのか?がはっきりしない」とのお話でした。
この間、私たちも医学生と「専門医資格」について話、学習する機会が多いのですが
「自分のための資格が、いつの日か自然に、「患者のため」に置き換わることは無い」との言葉が、とても心に残りました。
その後は、各事業所の取り組みを交流するポスターセッション。
千葉からは渡邉先生・戸村先生の報告がありました。初期研修医2年目の戸村先生は「初期研修医の高校生や医学生への関わり」について。
医師体験や病院実習などへの具体的な関わりや、民医連の研修や医療について説明することで、自分たちの研修を振り返る機会になったとの報告でした。
その夜は、全国の研修医や千葉民医連からの参加者との交流を深め、楽しい大阪の夜は過ぎていきました。
翌日はテーマ別に分かれて学習会。私はSDH(健康の社会的決定要因)の視点を生かしたカンファレンスの実践を学びました。医学生と一緒に「患者さんに向き合う医療」「患者さんの幸福」などについて考える際に、実践してみたいと思わせるカンファレンスになりました。
それぞれ研修医も興味のある分科会に参加し、自分たちの初期研修や後期研修を考える上でとても有意義な交流会だったのではないでしょうか
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