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船橋二和病院 初期研修 後期研修 医学生 篠塚先生 南浜診療所

総合診療専門医研修報告会を開催しました

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さて、今回は船橋二和病院で初期研修を終え、千葉民医連南浜診療所が管理する「南浜診療所/ふさのくに“二刀流”総合診療専門研修プログラム」にて総合診療専門医研修をしている篠塚医師の研修についてお届けします。

ふさのくに家庭医療センターでの後期研修では、南浜診療所・船橋二和病院(内科小児科)・さんむ医療センターで4年間研修を行います。
現在篠塚医師は、1年9か月目の折り返しを迎えての報告会です。会場には30名近い医師が集まり報告を聴きました。

発表での篠塚発言を紹介いたします。

〇船橋二和病院
<内科>
急性期から退院調整まで一貫しての診察することはもちろん、症例のバリエーションが豊富で、初期研修医時代には受け持たなかった重症例も受け持ちました。外来でも患者さんのバリエーションがより豊富で、総合診療研修には最適でした。定期受診の際にも健診や生活相談などプラスαも意識して取り組むことができました。
病棟マネジメントについて、初期研修医よりもできること理解が深まり、自身の成長を実感しました。

<小児科>
外来を中心とした研修です。大半は風邪や胃腸炎が中心ですが、それぞれの特徴もあり診断・治療に奥の深さがあることを学びました。心身症や発達外来相談もあり、方針を立てることが難しい症例では、カンファレンスで小児科スタッフとも相談をしながらフォローをしていきました。小児科から成人科に移ることが難しい患児は総合診療医が受け皿になれればと思いました。
こうした経験から、総合診療医の視点で学ぶにもこれ以上ないフィールドで研修ができました。

〇さんむ医療センター
チーバ君の後頭部に当たる「山武市」にあるさんむ医療センターでの研修もプログラムには含まれます。さんむ医療センターのある「山武長生夷隅医療圏」は高齢化も進む一方、医療過疎が県内でも最も進んだ地域にあります。
研修では医師が少なく人手が不足に加え、コロナの第5波が重なりました。通常の研修に加えて総合診療科が発熱外来を対応しているため、コロナ対応に奮闘しました。

〇研修を振り返って
内科小児科での診療能力の向上が実感できました。継続的な受診をしてもらうことを課題に感じています。受診での何かしらの持ち帰りを意識した診察に取り組んでいきたいです。
今後は臓器別を超えて「人」「家族」「地域」と広げて診ていきたいと思います。
改めて、総合診療家庭医療の面白さ・奥深さを感じる研修です。

発表後のフロアからは、参加された皆さんから質問や激励が篠塚先生に寄せられました。

篠塚先生は来月から船橋医療センター救急科で研修を予定しています。
二和病院とは環境が変わりますが、活躍を期待しています。

船橋二和病院では見学・実習のお申込みをお待ちしております。


見学の詳細は、船橋二和病院ホームページをご覧ください。

実習申し込みは、お問い合わせフォームからお願いします。

お気軽にお問い合わせください。

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