今回は医学部5年生の学生です。
総合的に患者さんを診察できる医師になることを目指している学生さんです。
そのため地域で総合診療を展開している千葉健生病院で実習を希望しました。
今回は医学部5年生の学生です。
総合的に患者さんを診察できる医師になることを目指している学生さんです。
そのため地域で総合診療を展開している千葉健生病院で実習を希望しました。
実習は後期研修医の三枝先生に同行しました。
午前中の救急外来では、当直医から引き継いだ患者さんの診察、健生病院への入院や他院への転送への判断、本人・家族への説明にも同席しました。
見学後は「救急では転送と健生への入院が有り忙しく、診断をつけてさらに連携をすることを見学できました」との感想が聞かれました。
(写真は朝礼での気になる症例のカンファレンスです)
午後は往診
地域に出れば医療だけで無く、家族状況や経済状況など様々な問題を抱えるご家庭があることを実習では経験しました。
また、事前に訪問看護師より「老々介護は当たり前にあり、更に認知症や癌を抱えながら介護するご家庭もある。往診ではそうした視点でも見学してきて欲しい」とアドバイスも。
往診から帰ってからは、三枝先生とも懇談しました。
三枝先生からは
「自分は医療的な診断も大事だが、背景を見ていくことを学びたいと思い健生病院に来ました。活躍できるフィールドも救急・外来・病棟・往診とあります。また、初期研修では患者さんを診断し治療していくことがメインだが、様々な患者さんが来るので勉強になりますよ」と伝えていました。
1日を通して、実習生からは
「大学では医療を学ぶが、地域の実情を学ぶ機会は中々無い貴重な体験が出来ました。介護保険のことなど知らないといけませんね」
「将来的には総合的に人を診る力をつけたいが、患者さんが抱える様々な問題に対応しなければならない。勉強することがたくさんあることを再確認しました」
と今後の勉強に向けての前向きな声を聞くことが出来ました。
地域医療と質問すると、「医療過疎地での診療」や「往診」といった答えが聞かれます。
そうしたこともありますが、大事なことはそこに住んでいる方々の医療要求に応えることです。
患者さんの求める声に応えられる医療を私たちは展開し追求していますが、そこから学ぶ事もたくさんあります。
授業だけでは学べない「地域医療」を実習で学びに来て下さい!!
お待ちしています。
先輩医師メッセージ
実習生の声
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